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2017/10/23 13:08 |
二期/39日目
チキレニモマケズ。
チキレを捨てたとも言う。
とりあえず日記補完。


以下、日記
=====

気がつくと、見たことのない家にいた。
細部までキチンと構成された極普通の世界だが、どこか現実味に欠ける感覚があった。
夜中で真っ暗なのに部屋の様子が見える。

そこで、今自分は夢を見ているのだ、と理解した。
夢ならば別段おかしくはない。

広大な家ではないが、狭くもない感じの家だった。
どういうわけだか、俺は家主の寝室にいるようだ。

家主らしき男は眠っている。
と、寄り添うように、隣で眠る女が一人。

どちらにも見覚えがある。
夢補正ではなく、現実で知っている者だ。


女は、この上なく幸せそうな顔で眠っている。
以前は俺と双子か、下手すれば妹かと言われていた彼女は、ほんの少し大人びたような気がする。
それでも、17の自分と大して変わらないように見えなくもないが。
思考回路は年相応に近づいているのだろうか。

夢だというのに、つい要らぬ心配と回想に浸ってしまった。
夢での行動や出来事は、己の願望かその裏返しだという。
暗示である場合もあるというが、今見ているのは雑夢だろう。
だから俺が今から取る行動も、自己満足にすぎない。

女の隣で眠る男の枕元に移動し、じっと様子を伺う。
こちらもこちらで熟睡しているように見える。


「ギケ…… じゃねェ、兄さん、少々お久しく。」


礼と共に挨拶をするが、当然返事は無い。


「生きてる内にアンタを肯定した事なんざねェに等しかったですねェ。
俺ぁアンタに嫉妬してましたし。

でも、紗夜が幸せそうで、ちったぁ成長してる様子が見える。
これは、兄サンにしかできねェ事で、兄サンのおかげだ。
生きてる内にゃ言えなかったが、その、感謝とかしてるし、最高の兄だと、思ってる。

叶うモンなら、二人の子として生まれてェ程にね」


意味不明な言葉しか出てこないが、相手は眠っている。
何より自分の見ている夢での出来事だ。
等と、夢の中でも理屈へ理屈を並べている事に気づき、失笑した。


「アンタがいつぞや言った通り、俺ぁ面倒くせェです」


ため息をついて、両手で己の両頬をばしんと叩く。


両手が己の頬を叩く景気の良い音と衝撃に目を開けると、そこは遺跡内部の野営地だった。

=====
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2008/05/24 23:54 | Comments(0) | TrackBack(0) | 日記/二期

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