花金って言うが花らしいことが
あるな。
あの子と会話ができるってェのがうれしいわけで。
デレデレしてしまうのも致し方ないと思うわけで。
言い訳しながら寝落ちた機能の日記補完続き
あるな。
あの子と会話ができるってェのがうれしいわけで。
デレデレしてしまうのも致し方ないと思うわけで。
言い訳しながら寝落ちた機能の日記補完続き
=====たしか3日目の記録=====
俺達が遺跡の探索を始めて3日目のこと。
相対した遺跡の住人は歩行雑草二体に野犬。
そのうち一体が妙に異彩を放っている。
長く伸びた頭髪のように見えるおいしい草をツインテールに結い上げているソイツに、見覚えがあった。
「アギサン、ですか?」
聞いてみるが返事はない。
まともな意識があれば何らかの返事があるはずだから、当然といえば当然だが。
戦力になれない状況でライが俺の背後に隠れてきたりと、焦る事はあったが、何とか戦闘は終了した。
修得している技能の関係で、倒れた遺跡内の住人がついてくるかどうかの意思表示を確認する必要があった。
彼らが意識を取り戻すまで、少し時間ができた。
魅惑、という戦闘技能がある。
遺跡内の生き物の心を魅了し、深度が深まれば動きを封じる。
うまくすれば戦闘後、相対したものをペットという名目で同行させることもできる。
前回の探索では同行者キルサンが主に使っていた技能で、彼に同行する俺はその恩恵を受けていた。
だけのはずだったのだが。
ある時、俺は急に歩行雑草を預けられた
なぜかツインテールみたいな髪型(?)をしているが女ではない。
遺跡一の肉体美を目指して日々体を鍛え、美しいポージングを追求していく彼は、俺らの間ではアギという名で呼ばれていた。
その後、歩行小岩や色々な遺跡の生き物と融合を繰り返し、彼自身の意識が表に出ることはほぼなくなってしまったが、歩行雑草種の時の姿は特に印象深く覚えている。
そのアギと今回であった歩行雑草は瓜二つなのだ。
戦闘中に敵を魅了し動きを封じてきたキルさんと違い、今回の魅惑担当のライは魅惑技を撃たずに俺の背後に隠れる。
なぜこんなやつが魅惑担当なのか甚だ疑問でならない。
そんな事を考えながら、使えそうなものを探しつつ待っていると、遺跡内の住人達が順に起き上がってきた。
「も、もさ・・・?」
頭を振って起き上がったツインテールの歩行雑草が視線を上げる。
俺達を交互に見つめて、熱くポージングをはじめた。
「アギサン、ですね?」
「モッサアアアアア!」
俺の質問に対して、歩行雑草は更にキレのいいポージングで応えた。
誰を連れて行くか迷って相談した結果、知った顔ならば協力もしやすいだろうという結論に至った。
遺跡の同行者第一号はやっぱりアギサンだった。
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俺達が遺跡の探索を始めて3日目のこと。
相対した遺跡の住人は歩行雑草二体に野犬。
そのうち一体が妙に異彩を放っている。
長く伸びた頭髪のように見えるおいしい草をツインテールに結い上げているソイツに、見覚えがあった。
「アギサン、ですか?」
聞いてみるが返事はない。
まともな意識があれば何らかの返事があるはずだから、当然といえば当然だが。
戦力になれない状況でライが俺の背後に隠れてきたりと、焦る事はあったが、何とか戦闘は終了した。
修得している技能の関係で、倒れた遺跡内の住人がついてくるかどうかの意思表示を確認する必要があった。
彼らが意識を取り戻すまで、少し時間ができた。
魅惑、という戦闘技能がある。
遺跡内の生き物の心を魅了し、深度が深まれば動きを封じる。
うまくすれば戦闘後、相対したものをペットという名目で同行させることもできる。
前回の探索では同行者キルサンが主に使っていた技能で、彼に同行する俺はその恩恵を受けていた。
だけのはずだったのだが。
ある時、俺は急に歩行雑草を預けられた
なぜかツインテールみたいな髪型(?)をしているが女ではない。
遺跡一の肉体美を目指して日々体を鍛え、美しいポージングを追求していく彼は、俺らの間ではアギという名で呼ばれていた。
その後、歩行小岩や色々な遺跡の生き物と融合を繰り返し、彼自身の意識が表に出ることはほぼなくなってしまったが、歩行雑草種の時の姿は特に印象深く覚えている。
そのアギと今回であった歩行雑草は瓜二つなのだ。
戦闘中に敵を魅了し動きを封じてきたキルさんと違い、今回の魅惑担当のライは魅惑技を撃たずに俺の背後に隠れる。
なぜこんなやつが魅惑担当なのか甚だ疑問でならない。
そんな事を考えながら、使えそうなものを探しつつ待っていると、遺跡内の住人達が順に起き上がってきた。
「も、もさ・・・?」
頭を振って起き上がったツインテールの歩行雑草が視線を上げる。
俺達を交互に見つめて、熱くポージングをはじめた。
「アギサン、ですね?」
「モッサアアアアア!」
俺の質問に対して、歩行雑草は更にキレのいいポージングで応えた。
誰を連れて行くか迷って相談した結果、知った顔ならば協力もしやすいだろうという結論に至った。
遺跡の同行者第一号はやっぱりアギサンだった。
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