俺、この日記補完を終えたら、セラサンの学友サン方を書くンですぜ…
=====7日目・朝/遺跡内=====
それは遺跡内を移動していたときのこと。
ぐにっ
「あ。」
ライが急になんとも言えない情けない顔でこっちを見た。
「何ですか?」
「何か踏みました。」
良からぬ感触だったらしい。
若干涙目になっている。
「ああ?余所見してたンでしょう」
半分呆れて話す俺のつま先も何か柔らかいものを蹴った。
足元に視線をやると、足先に人型の生き物が倒れていた。
さっき俺がそこに視線をやったときには何もなかったはずだが。
「これ、誰です?」
「俺じゃねェ事だけは確かです。」
そいつには犬みたいな耳と尻尾が生えている。
獣人というやつだろうか。
うつ伏せで顔は見えないが体格からして男か。
もみ上げだけ長くて白い。
観察をしていると、ライが一歩踏み出して完全に男の背に乗る。
「オイ、何」
「えいっ♪」
とても楽しそうに飛び跳ねた。
あの踵で踏まれると痛そうだ。
「あぎゃあああああ!」
緊張感のない悲鳴をあげて、男が目を覚ました。
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それは遺跡内を移動していたときのこと。
ぐにっ
「あ。」
ライが急になんとも言えない情けない顔でこっちを見た。
「何ですか?」
「何か踏みました。」
良からぬ感触だったらしい。
若干涙目になっている。
「ああ?余所見してたンでしょう」
半分呆れて話す俺のつま先も何か柔らかいものを蹴った。
足元に視線をやると、足先に人型の生き物が倒れていた。
さっき俺がそこに視線をやったときには何もなかったはずだが。
「これ、誰です?」
「俺じゃねェ事だけは確かです。」
そいつには犬みたいな耳と尻尾が生えている。
獣人というやつだろうか。
うつ伏せで顔は見えないが体格からして男か。
もみ上げだけ長くて白い。
観察をしていると、ライが一歩踏み出して完全に男の背に乗る。
「オイ、何」
「えいっ♪」
とても楽しそうに飛び跳ねた。
あの踵で踏まれると痛そうだ。
「あぎゃあああああ!」
緊張感のない悲鳴をあげて、男が目を覚ました。
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