ウォン●ュの図。
練習試合で初めて必殺技絵とか使ってみた。
技はなんだっけ。たしか惚れ薬投發?
でもhttpをダブって書きこったのに気付かずチキレ敗北=表示されない
下らんオチまでついた。
まぁ、ええと何が言いたいかっつーと
うすた先生ごめんなさい
うすた先生ファンの方ごめんなさい
ジャンプの方とかホント色々ごめんなさい。
>中の人へ
ノリと思いつきで行動しても構わんが。
これじゃただのセクハラ野郎だと(以下略
つか途中から似せるのをやめたろ。
諦めたらそこで試合終了だ馬鹿野郎。
やっぱり俺はもう(ry
以下、日記
迷走物語組曲
ブラック・クロニコゥ(黒歴史)2nd...
それは、歴史を辿る少女(偽)と世界の物語・・・
=====12日目・深夜=====
G-SHOCKINGのパネルが午前零時を指す頃。
体調の事も考え、11日目に必要な行動は夕方中に全て終え、後は12日目に備える事になった。
キルサンはグラフィックをオフにしているので作業中なのか休止状態なのか分からない。
式村も圭さんも横になっていた。二人とも眠っているようだ。
俺も早い時間に寝たのだが、2時間ほどで目が覚めてしまった。
眠ろうにも目が冴えて、眠れそうにない。
仕方なく寝袋から這い出して、野営地付近で腰を下ろしたその瞬間。
「黒の歴史は改竄を許さない」
からかうような男の声と共に、眼前に右手を突きつけられた。
その人差し指と中指の間に挟んだ紙片が俺の視界を遮っている。
意味ありげだが、近すぎて何が何だかよく見えない。
急に現れたように見えて多少驚いたが、同行者の式村だ。
起きてたのかコイツ。
体内年齢がアレで、夜中にトイレ起床しただけかもしれないが。
―――超ウゼェ。つか脈絡ねェよ。
そう思いつつ紙片に目を向ける。
どうやら写真らしい。
身体を後ろにずらし、焦点を合わせ……
被写体を認識した俺はフリーズした。
被写体は似た顔つきの少女二人で、互いに寄り添って写っている。
向かって左側の娘はきょとんとした顔で、右側の娘は逆に満面の笑みを浮かべている。
霊も写ってなければ魔法もかかってない、ごく普通の写真だ。
一昨日無くした俺のブラッククロニコゥって事を除けば。
嗚呼、黒歴史は改竄をユルサナイ。
=====
「ちょ、待てまてマテ!
何でお前がそれ持ってやがる!」
思考が頭で鳴門海峡さながらに渦を巻いている。
普段、世の中適当主義だが、荒ぶる漢モードになる。
10日目、どれだけ探しても見つからなかった俺の黒歴史。
何故こいつが持っているのだ。
俺の疑念を察してか、式村は至極あっさり答える。
「一昨日ぐらいの朝拾った。
脇に落ちてたンだがそのまま放っておくワケにもいかねェし」
【…紗夜が二人? 双子、なワケねえよなぁ】
10日目の式村の寝言が蘇る。
あれは寝言では無かったのか。
「……見るな、見ンな!返せよ!」
「あァ、なんだやっぱ駿斗のか。 ホラ落とすンじゃねえぞ?」
飛び掛る態勢に入った俺の頭めがけ、式村はぽす、と写真を返す。
俺は写真をひったくり、仕舞い込む。
「ったりめェだ!
テメェが持ってたんじゃ俺が見つけられる訳がねェ!
何見てンだよ!」
ベッド下に隠してた秘密の本がバレた時の気持ちに近い。
一番見られたく無い奴に見られた分、絶望感はその比ではないが。
式村は呆れたように目を細める。
「俺が盗んだみてェに聞こえるっつのソレ。
そもそもお前が落としてたから俺に拾われる破目になったんだろ。
知らない奴に持ってかれなかっただけマシじゃねえか」
「アンタが拾ってなきゃ俺が拾ってましたよ。ぜってぇ。確実に。
人間、常に気合入れてる積りでもどっかで隙が出てくるモンですよ。
つか、よりによってアンタに拾われるたぁ、俺はもう終わりだ……」
俺は両手で頭を抱え、現実逃避態勢に入る。
でも、流石に【クソッ!YRRT(やられた)!】と言う余裕は無い。
「どこの誰がいるとも把握しきれねぇ遺跡でそういう事言うか、固定位置でキャンプ張ってるなら兎も角。
つーか俺に拾われちゃお前が終わりってワケ分かンねぇぞ、何だそりゃ」
式村が溜息をつく。
恐らく、俺が根拠も無く喚いているように聞こえたのだろう。
癪だ。一応説明しておこう。
「9日目の晩、俺が眠る前には確実にあった。
起きて準備やらして、アンタらが起き出して来た頃に無くなってンのに気付いた。
……って事ぁ俺が起きてからアンタらが起き出すまでに居た所、
野営地周辺を洗えば出てくるに決まってンじゃねェですか」
俺の思考回路で考えればそういう結論になる。
「寝てる間に寝ぼけて見てたって可能性もゼロじゃあねえが、ってまぁそりゃ別にいいか。
で、最悪だの終わりだのは聞き飽きたぞ、何のハナシだ何の」
「確信犯ですか?
分かってて普段のお返しに俺をいびってやがるんですかコノヤロー」
墓穴掘りの癖に性質悪過ぎだ。
「…いや、お前が何を言いたいのかサッパリ分かんねえよ、マジで」
式村はさも困ったように眉を寄せた。
【黒の歴史は改竄を赦さない】と言った奴のする事じゃない。
ヒトの黒歴史と分かってなきゃ言える訳が無い。
「あぁ大人って汚ねェですね!
写真に写ってンのが俺だって分かって言ってンでしょう?
困ったフリしたって無駄ですぜ」
「いや、どっちも紗夜に見えてたんだが」
「 嘘だッ!! 」
何をどう見たら紗夜二人に見えるのか小一時間問い詰めたい。
つか、そう見えたんなら俺に突きつけた時のセリフの意味が分からない。
苦しいにも程がある。
「ンなくだらない嘘ついてどうすんだっつの。
第一その写真お前写ってねえだろ?」
やや苛ついた口調で式村が反論する。
往生際が悪い。知らないとは考え難い。
「こうすりゃアンタにも分かりますかねェ」
俺は髪の分け目を写真の向かって左側の奴と同じに変え、
目の力も抜いて、写真と同じ表情を作って見せる。
今度は式村がフリーズした。
ブラフだと思って噛み付いてきたが、コイツ……
ハッタリ君か。
「あァ? ……あ、あぁ、あー、あー …あ?」
式村は眉根を寄せ、凝視して、何か納得したようなツラをした、
……と思ったら目をむいて素っ頓狂な声を上げる。
バグったファーヴィに似ていなくもない。
「……巷じゃ黒歴史っつーンですかねェ?呼称はどうだって良いンですが。
そりゃ必死ンなって探しもしますよ」
髪を手櫛で直し、いつもの表情で式村を睨む。
それを見てやっと落ち着いたらしい式村が、真顔で返答する。
「必死になる理由は何となく分かったが…
何やってんだお前、趣味か?」
「な訳ねェだろ。
儘成らぬ事情ってェ奴ですよ」
忍魂のカマダ先生と一緒にされては困る。
面倒だが、説明するしか無い。
「病院の付き添いやんのが俺一人ナンデスヨ。
外科やら内科、神経科やら精神科はどんと来いですが。
婦人科とか産婦人科?っつーのか?
あんなトコまで素のカッコで付き添えると思うンで?」
女装はやりすぎだと分かっているが、当時の俺は必死だった。
式村はばつの悪そうな顔をした。
「確かに男の格好じゃ行きにくい場所だな、フツー男って行かねぇだろうし」
産婦人科で男の付き添い人といえば、大抵年の離れた保護者か付き合ってる奴、配偶者だ。
無論、例外だってあるが、パッと見にそういう印象を持たれ易い。
「ただでさえ男が付き添えばそういう目で見られ易いでしょうに。
【検閲削除】疑惑とかまで招くなんざ御免ですぜ。
アンタは紗夜に付き添うンでしょうがね」
半目で睨む俺の意図をスルーして、式村は胸を張って答える。
「当たり前だ、俺が付き添わずに誰に行けと」
アンタと紗夜の関係が発覚した時、俺が行って来たんですよ。ついこの間。産婦人科に。
そんな事も知らず、式村は至極真面目な顔をしている。
知らぬが仏、とはよく言ったものだ。
「どっかじゃこんな事言われてますしねェ」
俺はメモ帳の1頁を破り取って式村に渡す。
父(母)にしたい!
第47位 ENo.412 式村 醍
1 票 : 「多分万年新婚で子煩悩だと思う。」
昨今島内で定期的に行われている投票の内容だ。
「……万年発情期のドタコンか。
冗談じゃねェです。アンタみてぇなケダモノに紗夜はやれん。
つーかあれだろ。アンタが付き添う場合、
心配しながら内心うきうきしてそうで好かねェンですよ」
ガキっぽい紗夜を態々選ぶ奴だ。
子供など出来たらどうなるか。
某仮面のオノレフェウスみたいに愛しのエノレ計画とか立ててないか、気がかりだ。
「子煩悩とドタコンは違うだろ、つーか節操無ェにも程があるだろそれは。
…流石にウキウキする程余裕は持ってねぇと思うんだが」
「どうだか」
そういう奴に限って、もしかして、何て都合良く期待する。
全て前例通りとは言わないが、俺は少なくとも二人、そんな男をよく知っている。
一人は最近結婚した俺の義従兄で、所謂バカップルという奴だ。
腹立たしい事に、もう一人は父親だ。
「お前だって紗夜似のちっこいのがいたら
ずっと付きまとって可愛がりそうな気がするんだがな…
まあ、いいか」
式村は呆れ顔で物凄く失礼な事を言った。
どうして生まれた後の事まで話が飛んでいる。
論点をずらすな、つか既に家族計画立ててんなよ。
「うっせェ。必要な時に面倒見たりはするが付きまとやしませんよ」
何より、俺の事情をある程度話しているのに、ストーカーと勘違いしてやがる。
今の気持ちを例えるなら、
上官の命令で踏み込んだ敵国で、上官が敵国の村娘を助け
挙句テメェの命令だってのを棚に上げて
武器を持たぬ者に何をするのだ!
とか言っちゃう英雄とかそんな感じ。
当然俺の思う事は
貴様にだけは言われたく無いわ
偽善者...墓穴堀り...おぞましい...《未来の義兄》!!
……って、そのノリじゃ将来刺し違えそうだ。
納得いかないが、写真が戻った事を良しとして、寝袋に戻った。
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