スルトのメモ帳

　他所のネトゲで知り合った戦友に描いてもらっちゃったぜ。
にやける背後が気持ち悪いが、良い絵で凄く嬉しい。

浮かれて思わず自慢せずに居られない自分は浅ましい。
もう夏イベントすら参加できなくたって構わないと思いかけてるけども、

夜の部で　花火やら縁日なんかあったら　あの娘サンと　一緒に見て回りてェなーなんて

そんなドリーム。　間に合わない　きっと間に合わない。

＝＝＝＝＝？？？・メモ帳の断片＝＝＝＝＝

（メモ帳の断片に乱れた字ヅラで何か綴られている）

闘技大会で負けて　がっかりしていたけど
（５戦の対戦表で）偶然君をみかけた
(ネタ的に）なんて運命的な二人


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男らしく　潔く　責任取ります。　＜俺の嫁






＝＝＝＝＝７日目・Ｂ１Ｆ/Ｈ２２地点＝＝＝＝＝

平原で出会ったのは大鳩が１羽。
それと、偽妖精が２匹。
前回の探索で何度か闘った、標準的な大きさの大鳩だ。
偽妖精と共に威嚇をしている。


大鳩か……

以前、キルサンから預かって、島閉鎖まで行動を共にしていた大鳩を思い出す。
成長期で、どんどん大きくなっていって、ついには俺を背に乗せて飛んだりもしたっけ。
別れ際に、本当に名残惜しそうにしょげてもいた。

ベメルと名づけられた彼にもう一度会えるだろうか。
目の前に居る大鳩と、人懐っこく話しかけてくるベメルサンがダブって見える。

あまり、気乗りがしない。
かと言って、負ける訳にも行かない。
キルサンとリルサンに続いて、俺も弓を構えた。