日記補完。
普段からまめにしないから、話が見えなくなる。
以下、日記。
普段からまめにしないから、話が見えなくなる。
以下、日記。
=====22日目?・太子=====
今日は二つ名付きのおいちゃんと戦うらしい。
烈火のとかついてる。
寒い時期に火霊の人と対戦すると温いかもと思った。
が、キルがPTに寄越したデータによると、
どうにもその烈火のおいちゃんは強ええらしい。
却って暑苦しそうだ。
ここで負けるようじゃ、オレの思いはそれまでって事だ。
それに、無様に負けたりしたらにーさんたちはオレに戦力外通知…
オレの冒険は始まったばかりだよテケショウ冗談じゃねー!!
全力で殺ってやるぜ!!
=====22日目?・遺跡外=====
キルサンとの不定期通信。
お互いの近況等を交換し合ったり、伝達を頼んだりする。
キルサンとの通信には携帯端末が要らない。
いわば、俺自身を端末として情報のやりとりを行う。
以前の島での探索時から、この方法で連絡を取る事はあった。
今回のように本格的に脳内通信を多用するのは初めてだ。
お陰で大分使いこなせてきたように思う。
今日すべき事を脳内タスクリストに整頓する為、木陰に腰を下す。
隣に纏わり付く縁日のお面みたいなツラをした黒い狐も座り、好青年じみた声で喋りだす。
『災い転じて何とやら、ってやつだっけ? よかったじゃないか、うんうん。
いやいやそんなに感謝しなくてもいいよ、ふふ。』
「元から感謝してねェよ、過去の事は別件として、だ。
今の所、お前、この島では今の所元凶以外の何でもねェし」
過去に、俺はこの黒い狐と、相方の人外を相手に命懸けの賭けをした。
その結果、俺は賭けに勝ち、元居た世界に、望み通りの対価が与えられた。
それを大きな借りといえば借りになるかもしれない。
だが、それは賭けに勝った俺が得るべき対価だった。
しかし狐はこんな性分だ。
賭けの期間中に、面白い生きた玩具と見なされたようだ。
人間の理でグダグダ考えても仕方ないのかもしれない。
俺は休憩を終えて同行者サン方を迎える支度にかかった。
=====
近頃、島では各々が自由にセーフハウスを作る事になった。
一般的に「すみか」と呼ばれ、喋り場を設ける事が必須とされている。
主の冒険中に伝言などを残す事が出来るのだろうか。
使った事が無いのでまだどうともいえない。
今日の戦闘が終えると、キルサンやリルサン達、太子も帰って来る。
同行者サン達はどこにすみかを作るのだろうか。
まぁ、太子やアギサン達が過ごしやすい環境を探しておかねばならぬ。
『そういえば今日から岩のレディーちゃんがくるんだっけ?
イイトコ探さなきゃ男として良くないね、うむ、非常に宜しくないよ。』
そう、今日から、前期の探索で一緒だった歩行小岩サンをキルサンから預かる事になっている。
島で別れてから再会するまでにステージネームを得て、今はそちらを名乗って居るらしいが、中身は相変わらずだ。
狐は彼女を一方的に気に入ったらしく、俄然張り切っている。
程なくして、人の密集した地帯を少しはなれた所に程よい場所を見つかった。
正直、程よく静かで水場も近く、アギさんの日光浴にも向いている場所なんて早々ないだろうと思っていた。
黒の狐はこういうときに便利なようだ。
『ふふん、この件に関しては思いっきり感謝してくれて良いよ。』
「ハイハイ。
後で感謝のシャンプーとブラッシングさせて戴きますよ」
『そういうペット化ナニカみたいな扱いは感心しないなぁ。
もっとお神酒とかそういう類の心付けなら頂戴するよ』
「この格好で酒が買えると思うな」
ウキウキと尾を振りながらふざけた事を抜かす狐。
退屈はしないが、コイツと居るととても疲れる。
今日は二つ名付きのおいちゃんと戦うらしい。
烈火のとかついてる。
寒い時期に火霊の人と対戦すると温いかもと思った。
が、キルがPTに寄越したデータによると、
どうにもその烈火のおいちゃんは強ええらしい。
却って暑苦しそうだ。
ここで負けるようじゃ、オレの思いはそれまでって事だ。
それに、無様に負けたりしたらにーさんたちはオレに戦力外通知…
オレの冒険は始まったばかりだよテケショウ冗談じゃねー!!
全力で殺ってやるぜ!!
=====22日目?・遺跡外=====
キルサンとの不定期通信。
お互いの近況等を交換し合ったり、伝達を頼んだりする。
キルサンとの通信には携帯端末が要らない。
いわば、俺自身を端末として情報のやりとりを行う。
以前の島での探索時から、この方法で連絡を取る事はあった。
今回のように本格的に脳内通信を多用するのは初めてだ。
お陰で大分使いこなせてきたように思う。
今日すべき事を脳内タスクリストに整頓する為、木陰に腰を下す。
隣に纏わり付く縁日のお面みたいなツラをした黒い狐も座り、好青年じみた声で喋りだす。
『災い転じて何とやら、ってやつだっけ? よかったじゃないか、うんうん。
いやいやそんなに感謝しなくてもいいよ、ふふ。』
「元から感謝してねェよ、過去の事は別件として、だ。
今の所、お前、この島では今の所元凶以外の何でもねェし」
過去に、俺はこの黒い狐と、相方の人外を相手に命懸けの賭けをした。
その結果、俺は賭けに勝ち、元居た世界に、望み通りの対価が与えられた。
それを大きな借りといえば借りになるかもしれない。
だが、それは賭けに勝った俺が得るべき対価だった。
しかし狐はこんな性分だ。
賭けの期間中に、面白い生きた玩具と見なされたようだ。
人間の理でグダグダ考えても仕方ないのかもしれない。
俺は休憩を終えて同行者サン方を迎える支度にかかった。
=====
近頃、島では各々が自由にセーフハウスを作る事になった。
一般的に「すみか」と呼ばれ、喋り場を設ける事が必須とされている。
主の冒険中に伝言などを残す事が出来るのだろうか。
使った事が無いのでまだどうともいえない。
今日の戦闘が終えると、キルサンやリルサン達、太子も帰って来る。
同行者サン達はどこにすみかを作るのだろうか。
まぁ、太子やアギサン達が過ごしやすい環境を探しておかねばならぬ。
『そういえば今日から岩のレディーちゃんがくるんだっけ?
イイトコ探さなきゃ男として良くないね、うむ、非常に宜しくないよ。』
そう、今日から、前期の探索で一緒だった歩行小岩サンをキルサンから預かる事になっている。
島で別れてから再会するまでにステージネームを得て、今はそちらを名乗って居るらしいが、中身は相変わらずだ。
狐は彼女を一方的に気に入ったらしく、俄然張り切っている。
程なくして、人の密集した地帯を少しはなれた所に程よい場所を見つかった。
正直、程よく静かで水場も近く、アギさんの日光浴にも向いている場所なんて早々ないだろうと思っていた。
黒の狐はこういうときに便利なようだ。
『ふふん、この件に関しては思いっきり感謝してくれて良いよ。』
「ハイハイ。
後で感謝のシャンプーとブラッシングさせて戴きますよ」
『そういうペット化ナニカみたいな扱いは感心しないなぁ。
もっとお神酒とかそういう類の心付けなら頂戴するよ』
「この格好で酒が買えると思うな」
ウキウキと尾を振りながらふざけた事を抜かす狐。
退屈はしないが、コイツと居るととても疲れる。
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