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2017/11/18 02:22 |
記憶3
【はじめに】
・偽島1期と2期の駿斗の設定補完とかです。
・辻褄あわせの割に矛盾点が満載です。
・ぽつりぽつりと続いていきます。
・ネタバラシ要素を多分に含みます。
・基本的に脇役【明】の視点で進みます。
・気分の悪い話です。
・痛いです。激痛どころじゃ在りません。

それでも読むぜ、と仰る方はどうぞ。


=====

ある所に一人の少女が居ました。
真っ白い髪に真っ白い肌、小柄で、彫像のように整った顔をしていて、明と名乗ります。
真っ白い道化師めいた法衣を身に纏い、
少女はどこまでも灰色一色で、上下左右のない空間の中、じっとたたずんでいます。
少女の他には誰も居らず、物音も静寂の音さえも存在しません。

少女はただ灰色の空間の、何も無い一点を注視しています。
ある時、二人の少女がいた。
一人の少女がとある病室を訪ね、もう一人の少女はずっと無言で傍らについていた。
少女が訪ねたのは、いつかぶつかりそうになった少年だった。
少年の傍に、オドオドした、どこか陰を感じさせる黒髪の女の子が居た。
女の子は少年の妹だった。

度々大きな事故に巻き込まれては、一人無傷で検査室前に待たされている合間や、
何度か見舞いで訪ねる内に、兄妹と少女は仲良くなっていった。
誰にも気づかれない少女は、ただ無言で少女の傍らについていた。


ある時、二人の少女が居た。
一人の少女が、街に出かける、と家族に言って外出した。
もう一人の少女は相変わらず少女の傍らに居たが、誰にも気づかれなかった。
少女達は、それきり戻ってこなかった。

数日後、ボロボロになった服と、毛布に包まれた少女が帰ってきた。
何か恐ろしい目にあったのか、寒いだけなのか、酷く震えていた。
心配で眠れなくなった弟に泣き付かれたが、突き飛ばして拒絶した。
もう一人の少女は、少女の傍らで冷たい表情のまま、佇んでいた。
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2007/08/03 15:14 | Comments(0) | TrackBack(0) | ……

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