スルトのメモ帳

日記補完。
テンパってたのがよくわかる。

以下、日記。

もうチョいまってください。
ほんとごめんなさい。

＝＝＝＝＝23日目＝＝＝＝＝

やっと太子達が帰ってきた。
断腸の思いでフェイさんがヨリシロになってくれると言うのに、まだ狐の姿で居る、という。


ふざけるな!
ふざけるな！

まだ、【どこかの子供】期間が続くなんてがっかりだ。

というか、本当にただの子供じみてきてるので早く戻りたい。
どんなに俺が焦っても説き伏せようとしても狐は知らん顔だ。

コイツは何を考えているのだろう。

昨日、遺跡外に戻ってきた太子達に住処を案内した。
居心地も評判も悪くは無かった。
が、夜通し武勇伝を語る太子が煩かった。

荷物の準備なんかだって、ミスや抜かりが多い。
買出しについて行った先で知人と出会わないかが不安でならなかった。
また取れない棚の商品に手が届かなくて悔しい思いをした。

狐と太子と店の人が笑う。
全くもう、こっちは真剣なんだというのに。
今回は踏み台を出してくれたお陰で、目当ての物を手に取れた。
「おー、えらいぞ坊やよくがんばった」
『にーさん、二度目にして努力賞っス。』

嬉しいけど、今までは普通に取れてたものなんだよ、と思い出すと悔しい。

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と、怒りの回想はここまでにして。
出発の時間になると矢張り心配で心配でならない。

太子は宝玉を手に入れた事で調子に乗っているだろう。
迷惑をかけないといいんだが。。。